【ビジネス全般】経済は予想外のつながりで動く ポール・オームロッド

こんばんわ、読書くんです。今回は経済の難しさについて。。。

 


【インセンティブのみで行動する社会ではない】
エコノミストにして「ネットワーク理論」を経済学に持ち込んだ第一人者と言われているポール・オームロッド氏の著書。現代に生きている我々としてはまあまあ「そうだよねー」感がある内容ですが、これを2015年には本として書いていたのだから先駆者的なんですよねえ。

ポール氏いわく、人はインセンティブ(経済的利益とでもいいましょうか)のみで動く時代ではなくなってきたと。というのも、社会的ネットワーク(SNSなどのWEBでのネットワークに限らず、リアルな地域社会や企業組織、家族など)の影響が個人の判断に強い影響を与える時代になってきたからだといいます。もちろん今までもこういった影響が強かったが、ここ100年で更にこれが強まってきたと。

上記マズローの欲求5段階説が大きく関わってきますね。少し前まで大量生産大量消費社会だったのが、最近ではもう物余りの時代とも言われています。ゆとり世代あたりから、完全に必要必需品+αはあって当たり前の時代になってきました。家、テレビ、車、これは郊外・地方にあれば持ってて当たり前。携帯どころかスマホも有ってあたりまえ。ネットには接続できるから、音楽・動画も無料で見聴きできてしまう。

この時代に何か買うことができる、もっといい暮らしができる、ということのみに力を割く人々が少なくなってきた。それよりももっと周りに自慢できる、認められるような体験が必要になってきたなと。

ポール氏は今までの典型的な経済人として「合理的経済人」という単語を使っています。合理的経済人とは「与えられた選択肢に対して、明確な「好き嫌い」を持ち、自身で独立して状態で意思決定する」「 何かを選択する際に、入手可能な情報を全て集めてもっとも適切な判断を下す」「その適切な判断に大きく影響を与えるのが「インセンティブ(誘因)」である 」と。     

この昔では典型的だった「合理的経済人」の合理的という点が、現代人にとっては多分面白くもクソもない条件になってきたんだろうなと思います。合理性では動かない経済になってきた、というよりも人々が経済に合理性を求めなくなってきたんだろうなと。。。面白いですね笑 あくまで触りしか書いてないので、是非一読してみてください。電子書籍派のあなたはhontoで。

ではではー