【分析】ヤバい統計学 カイザー・ファング

こんばんわ、読書くんです。タイトルのキャッチーさに釣られて、ついつい購入してしまいました笑

 

ヤバい統計学

ヤバい統計学

 

 

【ばらつきという概念】
著者は統計的手法を広告やマーケティングに適用する統計のプロフェッショナル。名前がすでに日本的にはドキュン感があり好き笑

本書はまず統計の基礎的な歴史から振り返ります。
平均の概念が生まれたのは1831年。ベルギーの統計学者アドルフ・ケトレーが平均人を提唱したと言われています。統計学は、ばらつきの研究とも定義できるので、この平均という概念は超大事

例えばディズニーランド来場者の一番の不満は長い行列。1滞在8~9時間のうち、3~4時間は並んでいる。この時、待ち時間は、収容人数の設計が原因ではなく、ばらつきが原因。ディズニーのテーマパークは需要の最大90%を満たす設計になっており、理論上は余裕がある。

しかしアトラクション毎、時間毎に混み具合は変わる。絶えず変化する需要に対応するには、圧倒的に大きい収容人数のアトラクションが必要。でもそうすると採算がとれないので、そこに完璧に対応することはできないんですね。

これは高速道路の渋滞も同様で、信頼できる、つまりばらつきの少ないルートを選ぶ賢明な判断をする人もいる。渋滞のボトルネックが構造のケースは40%程度。ほかの40%は事故や悪天候が原因。なので多くの交通専門家が、道路をつくって渋滞をなくすことは出来ないと指摘しているんです。

 

統計学者の考え方】
統計学者には、モデラーという、知識や経験に基づく判断をする特殊な人達もいます。疫学でも統計学が役立つんですが、まさにO-157のときがそうですね。しかし、原因と結果を結びつけるのは、原因となり得る要素が多すぎて難しい。感覚、直感で袋入りホウレンソウが危ないのでは?と仮説を立て調べる必要がある。 とはいえ多分様々な統計的練習をしてきたひとが、直感で立てた仮説というのは強いんだろうな、と思います。

内容は全うでそんなやばくない統計学の本w 是非手にとって見て下さい。

本が苦手な人はまずフライヤーで検索。

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ではではー