【経営】藁のハンドル ヘンリー・フォード

こんばんわ、読書くんです。今回はいわずとしれた自動車業界の世界的レジェンド、ヘンリー・フォード氏の著書。

 

藁のハンドル (中公文庫―BIBLIO20世紀)

藁のハンドル (中公文庫―BIBLIO20世紀)

 

 

【社会に何を提供したいのか】
ヘンリー・フォード氏の経営哲学的なものを記した一冊。

偉大な大企業にまで成長した組織の基礎は「サービス精神」であると。そして産業が人類の必要に迫られて発展していく時代には、大きな視野を持った少数の人がおり、彼らが大きな組織を作り上げてきた。

彼らのやり方は、時には古い時代の規範に従えば非道徳的でもあったが、その非道徳的なやり方に彼らの成功の原因があったのではなく、社会の要請への深い洞察力と、その要請に応える方法と手段が、彼らを成功に導いたのであると。この深い洞察力は、現代にこそ必要だなあと、読書くんは思うわけです。こんだけ便利な世の中になると、ちょっとした「不」にだれも気づかないんですよね。現代の偉大な起業家はまっことちょっとした違和感に気づくんですよね。


製品を買ってくれる大衆は、どこからともなく現われるのではない。経営者も従業員も、購買者層も、すべて一体 「賃金動機」。高賃金の支払いと低価格での販売とで購買力を増大させることが難題。

この時代、昨日までのリーダーシップを取ったのは軍人と政治家だった。しかし軍人によるリーダーシップも、政治家によるリーダーシップも、ともに創造的なものではない。本物の企業は自らの顧客を創造する。企業の最終目的 ・産業の真の目的は、一つの型に人間をはめこむことではない、また労働者を出世させて、見かけだけの最高の地位にまでつかせることでもない。産業の真の目的は、この世を良質で安価な生産物で満たして、人間の精神と肉体を、生存のための苦労から開放すること ⇒つまり企業の存在自体が創造的なものであり、企業こそがリーダーシップをとっていくべきであると。

昨今ではイーロン・マスクみたいな社会課題解決および夢見る権化みたいな人たちが現れてますが、この一つにインターネットによる情報化社会の影響が多分にあると思います。フォード氏たちの時代の起業家がすごいのは、世の中の情報が簡単に手に入らない中で、身近な情報から世界全体に影響をおよぼすような事業をおこせた点。古きに学ぶことは多いんですよねえ。。。ということで手にとるべき一冊!
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ではではー