【シンギュラリティ】人工知能は人間を越えるか 松尾豊

こんばんわ、読書くんです。今回は読書くんが、最新技術に興味を持つきっかけになった一冊。

 

 

人工知能はいまどのフェーズにいるのか】
著者は東大の人工知能研究者として有名な松尾氏。割りとミーハーなAIファンはみんな知っている人物かなと。

さて、最初の切り出しとして面白かったのが人工知能ブームについて。実は人工知能は、これまで2回のブームがあったとのこと。1956年が第一次ブーム。1980年代が第二次ブーム。しかしどちらも、仮初のブームで終わっており、都度「もう人工知能は終わコン」的な空気が流れていたようです。

しかしこの流れを打ち破ったのが、ディープラーニングです。今までの人工知能は、何かを認識する際に、その何かに対する「特徴」を人間が提示し、それを元に何かを特定していました。例えば猫であれば「髭」「耳」などを元に認識するんだよ、ということを人間が提示していたわけです。しかしこの「特徴」自体を機械が自身で特定し、それを元に何かを特定できる技術が生まれたわけです。これは革命的な進歩でした。


【直近の人工知能の流れ】
人間を越えるのかという点で、人間対人工知能の戦いは多くあります。例えば将棋、IBMのワトソンのクイズ、シェフワトソンなどは非常に有名ですね。

また、検索エンジン、Eメールの迷惑メール機能、ネット広告は、既に人工知能技術が用いられている例です。「自然言語処理」という非常に高度な技術が用いられています。


Googleは、2013年、ディープラーニング第一人者のジェフリーヒントンが立ち上げたベンチャー、DNNリサーチ社を買収。更に翌年、イギリスのディープマインドテクノロジー社を買収。4億ドルで買いました。これはFacebookと競り合った末の買収です。そのFacebookも、2013年、人工知能研究所を設立。バイドゥも2014年、ディープラーニング研究所を立ち上げ。3億ドルを投じています。他にも、IBMはワトソン事業化に10億ドル投資、ドワンゴドワンゴ人工知能研究所を新しく設立。ここ10年くらいで急成長を遂げたテック企業のほとんどが、競って人工知能に投資しています。

レイ・カーツワイルは、2045年にシンギュラリティが来ると主張。人工知能が、自分より賢い人工知能を作れるようになる瞬間。ここから無限に賢い存在が出現するのだと。

 

人工知能はまだ出来ていない】
ただし、本当の意味での人工知能はまだ出来ていないといいます。なぜなら人間のように考える事自体、いまは到底出来ていないからです。

人間の脳は電気回路と同じ。なので、コンピューターで人間の知能は実現出来るのではないかとは考えられています。ただ人工知能の定義に関しては、専門家も考え方がバラバラで、統一されていません。

大事なのは今言われている人口知能ができることとできないことを認識すること。それにより過度の期待・不安の両方を背負いすぎないことです。敵を知り、己を知れば、100戦して危うからず。テクノロジーは全然関係ないですが、さすが孫氏ですね笑
本が苦手な人はフライヤーで検索。

電子書籍派のあなたはhontoで。

ではではー