【経営】挑む力 世界一を獲った富士通の流儀 片瀬 京子

こんばんわ、読書くんです。今回はなんだかんだやっぱりすごい企業、富士通についての一冊。

 

挑む力 世界一を獲った富士通の流儀

挑む力 世界一を獲った富士通の流儀

 

 

【世界一を取るためには】
「挑戦者に、無理という言葉はないんだ」富士通のコンピュータビジネス創始者池田敏雄氏の言葉が息づく、ものづくり精神 ・人を幸せにするものをつくるということがどのように体現されているかを物語る内容でした。


富士通の代表作「らくらくホン」シリーズ
富士通さんの代表的な商品としては「らくらくホン」シリーズが有名なのではないでしょうか。発売以来11年を迎え、累計販売台数が2000万台を超えた超ヒット商品。 シニア層を主なターゲットとしたらくらくホンのコンセプトは「見る、聞く、話す」に「使いやすい」を加えたもの。「使いやすい」には、「親切、簡単、見やすい、安心」が含まれます。

これは消費者ニーズに向き合ったタマモノで、最新の機能を詰め込むよりは、携帯電話の基本性能を向上することが優先されています。らくらくホン発技術のあり、それが「はっきりボイス」。これは相手の声と、それ以外の騒音とを区別し、声だけをはっきりさせるようにするという技術。ゆっくりボイスは、早口が聞き取りにくいというニーズに応えた機能 。らくらくホンの場合、ハイスペックな目立つ機能ではなく、使いやすさにこだわった機能の積み重ねが、顧客に評価されています。

セールスポイントは、高度な技術そのものではなく、それを応用しての使い勝手ということ。高度な技術を、先進機能として製品に入れ込むことは、技術開発にとってはある意味楽。むしろ、高機能な技術を、意識することなく簡単に使えるようにすることの方が難しい。

これはガラバゴス的な技術発展を続ける日本メーカーが参考にしなければいけない事例ですね。なんとなく技術側のオナニーで技術的に高いものだけを作り続け、使い手のニーズを満たしていない。そういう企業こそ、セールス・マーケティング・CSなど、現場の声を聞きながら「全社一丸」となって開発していく姿勢を構築しなければいけないと思います。

そして何より大事なのは意思。世界一を目指して頑張り続けることであると。最終的な結果はともかく、世界一を目指して頑張らない限り、世界一になることはできない。「顧客目線」「世界一を取るという意思」この基礎がなければ、その上にどんな技術を継ぎ足していってもだめなんだろうなあと。世界一を取る!と意気込んでるあなたに是非読んでいただきたい一冊。
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