【経営】楽天流 三木谷浩史

こんばんわ、読書くんです。今回はお久しぶりの三木谷氏の一冊。楽天って名前はそんな人気ないというか、ちょっとださい象徴だと思ってるんですが、まあ三文字ってかっこいいですよね笑

 

楽天流

楽天流

 

 

【常に一歩先を見据える】
楽天の目指すところ、行ってきたこと、それをかいつまんで語っているのが本書。
例えば社内公用語英語化について。英語化の目的はグローバルな視野で考えることが当たり前であるというその「視野の拡大」であると。決して英語ができる社員を増やしたいというわけではなく、あくまで英語はツールであるという認識を持って制度化しています。

しかしそのツールを持つことで、その取り組みを上手くPRすることで、日本企業からグローバル企業という見え方に変わる。将来なしたいグローバル展開のその先、超長期から逆算して考えると、公用語を英語にしてしまったほうが結局のところ大きな時間が削減され、たくさんのイノベーションが生まれると判断したとのこと。

 

【組織全体に施策を浸透させるには】
組織全体で英語公用語化のような大きな取り組みに着手するときは、どのように仲間を説得し、やる気を起こし、変革をリードしていくかを思考することが必要。英語化を進めることが出来れば、その企業の役割は日本経済だけでなく、グローバル経済でどのような位置に立てるか、ということを考えるようになる。

上記に関してはさすがの視座!と思いましたが、楽天に友人が多くいた読書くんとしては、経営陣と現場のギャップがやばいなと笑 当時施策を取り入れたあとに大量の辞職、現場のものすごい疲弊があったと聞いています。この視座が共有されていたら、普通こうはならないんじゃないかと。ここはどうにかなったんじゃない?と思いますね。今後グローバルに展開する企業を作っていく人、また社内全体に大きなインパクトをもたらす制度を作るひとは、肝に銘じる良い事例ですねー。

 

【M&Aをどう考えるか】
M&Aを進める際に「仮設→実行→検証→仕組み化」のクレドをかなり意識をしている。 特に上記の「仕組み化」の部分。ここが最も難しい部分。海外のECサイトを買収した際に徹底したのが、「問い合わせ後2分以内コール」という実行と、その仕組み化。

なれない海外企業のM&Aで、譲らないことは譲らない、というのは非常に重要なんだろうな、と感じる一節。M&Aはただグループ企業が一社増える、ではなく、シナジーによりそれ以上の効果を生み出さなければ意味がないですからねー。あとは買収先の人材獲得が目的なことも多いので、ここがうまく行っていたのかは気になるところですね!

まあもう少し失敗事例も盛り込んだら?とは思いましたが、企業づくりの観点で非常に参考になる一冊です。ぜひ手にとってみてください。
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ではではー