【経営】なんでだろうから仕事は始まる 小倉 昌男

こんばんわ、読書くんです。今回は『クロネコヤマトの宅急便』の生みの親、小倉氏の一冊。

 

[新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる!

[新装版]「なんでだろう」から仕事は始まる!

 

 

【仕事は自分で面白くするもの】
著者は本書にて「仕事」とはについて向き合っています。まず仕事を考えるに、それを生み出す企業という組織について考えなければいけません。

その中で小倉氏は「意に染まない仕事を面白くする」という工夫が重要であると言っています。仕事は収入を得る手段だが、決してそれだけが目的でやるものではなく、それを通じて持てる能力を発揮し、自分らしさのようなものを表現できるとすれば、それも仕事から得られる果実の一つであると。つまり仕事とは、自己実現の手段でもある、というんですね。読書くんはここはすごく同意するところで、結局人間は承認欲求の権化だと思っています。それが定期的に仕組みとして得られるのが「仕事」だと思うんですね。以下は「仕事って?」を考える上で、よく頭を整理するための箇条書き。

・仕事には「好きな仕事」と「意に染まない仕事」の2つの種類がある
・どんな会社であれ、好きな仕事だけやらせてもらえる人間はほとんどいない
・意に染まない仕事であっても、せっかく限りある人生の中で時間を割くなら、それを自己実現の手段にしなければ損である
・意に染まない仕事を楽しめるようにするには、目標を見定めること
・仕事の面白さは、目標そのものの面白さだけでない
・それを達成するために知恵をふりしぼって考え、試行錯誤することも、仕事の面白さの一部である
・その目標自体の価値がどうであれ、それを実現するための方法を一生懸命に考えればいい

上記金言ばかり。
つまり自分次第で仕事の面白さは大きく変わるんです。自分次第=自分で創意工夫してみる=「なんでだろう」と考え続けることで仕事がおもしろくなるということですね。なぜなら仕事が楽しくないと感じるのは、そこに「自分」が感じられない時だからです。先述したように、仕事とは承認欲求を満たすため、つまり自己実現の場でもあるので、意に染まない仕事だとしても、なんらかの形で「自分の仕事」だと感じられるようにする必要があります。でないと仕事なんて続くわけない。

これには与えられた仕事をどのようにこなし、いかに目標を達成するか「自分の頭」で考えればいいのです。そうするとたとえ最初は興味の持てなかった分野でも、自分の頭を使って真剣に考えれば、自分なりの発見もあるはず、ひいては新しいアイデアもわいてきます。それによって、最初は他人から押しつけられただけの仕事が「自分のもの」と思えるようになり、面白がって取り組めるようになるという流れです。

つまり再三の記載となりますが、仕事というものは自分の頭で考えてやらなければ意味がない、というかそうでないと面白くなりようがない。その自分の頭で考える第一歩は「なんでだろう」と疑問を持つことです。旺盛な好奇心を持ち、自分の頭で考えられる人間は、退屈な仕事を与えられても「なんでだろう」の対象にできます。どこかに「好きな仕事」があるのではなく、目の前にある仕事を好きになれるかが大事です。

まあ仕事仕事、と書いてますが、最悪世間一般で言う仕事=会社員でなくてもいいってことです。なんでだろうなんでだろう、と考え続けて、これってこうやってできんじゃね?の結果がブロガーでもアフィリエイターでもいいじゃないですか。どんな職種でも最終的には好奇心が重要になるのですから。現状にもやもやとしている人は是非手にとってみてほしい一冊です。
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ではではー