【仕事術】問題解決のジレンマ 細谷功

こんにちは、読書くんです。

  

問題解決のジレンマ: イグノランスマネジメント:無知の力

問題解決のジレンマ: イグノランスマネジメント:無知の力

 

 

【問題を発見し解決するステップ】

著者はコンサルティング会社クニエのマネージングディレクターである細谷氏。

 

問題解決のジレンマというタイトルは、問題を解決するにあたり「知識」と「未知」ということがキーワードになるからなのかなと。

 

問題を解決するためにはさまざまなフェーズがあります。まず最初はなにか?それは問題が問題であると認知することですよね。これって基本の基の字なのに、いわれて「ああ」となりやすいやつだと思います。

そしてその認知のためには「問題」が何であるかを発見することから始まるのですが、「未知の未知」の領域がある事を意識する事が重要であると。なぜなら自分がなんでも知っている、というスタンスだと、問題があることに気づかないんですね。だって自分はなんだって知ってるんだから、問題なんか起きようがない。これは秀才タイプによくあることなんですが、先入観やプライドがすごくて失敗とかもみとめられなかったりするやつです。

 

そして「未知」に気づいただけで問題が解決できるか、というとちょっと違います。つぎは「知識」必要になってくる。そしてここは面白い表現なんですが、「知識」とは事実と解釈の組み合わせの静的なスナップショットであると。


知識を積み上げる行為そのものは、次の新しい問題発見をする時の障害となります(まあ先入観のきっかけですからね)。事実に関しての「上書き」は比較的簡単だが、目に見えにくい「解釈」については「上書き」がしにくい。この「無知・未知」を意識的に活用していくのに必要なのが「イグノランスマネジメント」という考え方です。これは、既に知っている事だけでなく、知らない事に着目し、活用し、問題発見を行う上での重要なポイントはギャップを見つける事です。

 

・「無知・未知」を活用する方向性
①無知の知
自らの無知を「メタ」のレベルで、つまり自分自身を上から見る視点で眺めて認識する
「未知の未知」をどれだけ意識できるかで勝負が決まると。
②素人視点
問題発見に必要なのは、知識をリセットする事です。特に「解釈」のレベルの知識は、時には悪い意味での「思い込み」となって人間の判断力を鈍らせる事があります。解釈レベルをすべてリセットして、無知の境地で素直に物事を見る事ができるかが問題発見の鍵なんです。

 

こんな感じで問題解決を構造的に捉えることで、また一歩レベルアップができるかも。ただちょっと本書自体も賢い風ふかしてますけどねwそれでもこの他に有益な情報が所々つめこまれているので、ぜひ手にとってみてください。

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