【ビジネス全般】ぼくらの仮説が世界をつくる 佐渡島 庸平

こんにちは、読書くんです。今回はマンガ好きでこのひとのことを知らない人はいないのでは?元敏腕編集で今は起業家の佐渡島氏の一冊。

 

ぼくらの仮説が世界をつくる

ぼくらの仮説が世界をつくる

 

 

【もし僕が宇宙人だったら】

佐渡島氏は宇宙兄弟の編集をつとめた人で、現在代表として運営しているクリエイター・エージェンシーのコルクでも引き続き小山氏と契約を結んでいます。いわゆる知的好奇心をくすぐってくるベンチャー界代表の一人(ほかにはドワンゴ川上さんとか、メタップス佐藤さんとか)なんですが、中学時代に親の仕事の都合で南アフリカで過ごし、東大に入っている、グローバルな視点を持ったエリートです。。。

 

そんな佐渡島氏が大事にしているのは「仮説」を立てること。これだけだと内田氏の仮説思考と何が違うの?って感じですが、仮説を立てるプロセスが違います。


みなさん、ほとんどの場合、「情報を先に見て」、それから仮説を立てますよね?これはいわゆる前例主義で、あくまで先のものと踏襲しているにすぎません。「情報→仮説」という順番で物事を考え、過去の情報を集めてきては「仮説・検証」を繰り返すことです。こうした行為が前例主義になり、身動きが取れなくなってしまうのだといいます。

 

このように、一般的に多くの人は重要な決断に迫られた時に、できるだけたくさんの情報を集めて、それから仮説を導く傾向にありますが、そうしていると新しい事は何も生まれないと。だから佐渡島氏は、仮説を立てる時は、誰でも得られるような数字のデータではなく、「日常生活の中で、なんとなく集まってくる情報」そして「自分の中にある価値観」の方を大切にするといいます。

 

先に仮説を立て、仮説を補強・修正するために情報を集めてくる「仮説→情報→仮説の再構築→実行→検証」という順番を徹底しているのだと。ここは非常に目からウロコで、この思考法をなんとなくやっている人はいても、それを言語化するのはさすが知的お化け。。。ただ、少し思ったのは、先に仮説立てることができるのも、様々な情報・経験が内包されているからこそだと思うんですよね。その幅がひろいほど、おもしろい仮説が立てられるんじゃないかなと。それはそのとき向き合う分野には関係なく、全ての事象へのインプットですが。

 

とはいえ、大胆な仮説を立てるためには、あらゆる常識や、これまでの慣習というものに囚われず,自由に思考する事が大切だといいます。ここは賛同。佐渡島氏は、物事の本質を考える時に「自分が宇宙人だったら、どういう風に考えるだろう」と思考するそうです。極端に「宇宙人視点」という考え方をして、客観的な視点を持つんですね。ここで極端にその分野への知見をなにも持たずとも大胆な仮説立てるためにはまっさらで良いんだ!と行き着かないように気をつけたいなあと。繰り返しになりますが、あくまで自身に情報が蓄積されていて、それでも意図的に宇宙人視点を持つことが大事です。何も知らない人が、時代を変えるような発想を思いつくわけではありませんからねー。

 

とにかく一回手にとってみてください!知的好奇心はんぱなくくすぐられますよwではではー