【自伝系】俺のイタリアンを生んだ男「異能の起業家」坂本孝の経営哲学 尾崎 弘之

こんばんわ、読書くんです。今回は一時期大行列を生んでいたレストラン形態を生み出した創業者の一冊。

 

『俺のイタリアン』を生んだ男 「異能の起業家」坂本孝の経営哲学

『俺のイタリアン』を生んだ男 「異能の起業家」坂本孝の経営哲学

 

 

【本質を捉えればどんなビジネスもうまくいく】
俺のシリーズのビジネスモデルは下記3つの組み合わせで成り立っています。
①高級な食材に金を惜しまないこと・・・顧客満足
②ミシュランの星クラスの一流シェフを集めること・・・参入障壁
③立ち飲みにして高い顧客回転数を保つ・・・スペース有効活用による経費率低下

 

高級食材をふんだんに使い、敢えてコストを高くした分を、お客さんの回転率を高めて補うというのは合理的ですが、それをイタリアンやフレンチという分野に持ち込むのが発送の転換でした。普通「食材費の売上に占める原価率」は30%以内ですが、俺のシリーズの原価率は概ね60%、場合によっては100%を超えるメニューもあるとのことです。


なぜここまで新しい事業を思いついたのか。それは、新しい事業を開始する時に物事の「本質を発見する」を駆使しているからだといいます。

①マッチング思考力
一見無関係に見える疑問や問題、アイデアを結び付け、新しい方向性を見出す
②質問力
「今どうなのか?」という現状を把握して、「なぜ、こうなったのか?」という因果関係の理解に進み、「なぜなのか?」という対象の破壊に移り、「もし~だったら」というゼロベースの思考につなげる
③観察力
周囲の顧客、製品、サービス、競合企業などを常に注意深く観察して、洞察やアイデアを得る
④ネットワーク力
多様な背景や考え方を持つ人達と幅広いネットワークを作り、時間と労力を使ってアイデアを見つけ、試す
⑤実験力
常に新しい経験に挑み、新しいアイデアを試す

 

この5つを駆使して、本質を特定すれば、一見奇抜に見えるビジネスでも成功する可能性は高いと。多分新しいことが思い浮かばない人は、世の中の上辺の部分にばかり目が言ってしまっているんだろうなあと。ここは本当に深いですね。でも読書くん的には訓練で身につく視点だと思うので、ぜひこういった観点に悩んでいる人は本書を手にとってみてください!ではではー