【経営】人を生かす 稲盛和夫の経営塾 稲盛和夫

こんばんわ、読書くんです。今回は日本を代表する経営者の一人、稲盛氏の一冊。

 

人を生かす 稲盛和夫の経営塾 (日経ビジネス人文庫)

人を生かす 稲盛和夫の経営塾 (日経ビジネス人文庫)

 

 

【組織の芯の部分を見直す作業】
本書は長年会社経営をしてきた稲盛氏の会社作りについて語っています。

 

稲盛氏いわく、会社の見えざる部分が競争力に差を付けるのであると。
目に見える資源は「ヒト、モノ、カネ」といわれるように、人材や商品、設備、資金などと考えられています。それに対して、目に見えない経営理念や経営哲学なども見える資源と同等に欠かせない重要なものだといます。

 

特に重要なのが「企業文化」。経営者は何のために会社があるのか、そのためにはどういう考え方が必要かを明確にし重合員に示し、共有しなければなりません。そして、それらの経営理念に従業員が心から共鳴できるかどうかが鍵となります。トップの言動、行動が理念と矛盾しないことが何より重要です。

 

この点をあまり理解せずに疎かにすると、著しく離職率は高くなってきます。読書くんが思うに、仕事は基本的にしんどいものです。好調不調の波もあり、不調なときは中々踏ん張れないものです。その時に企業文化が非常に重要になるのです。「自分たちは~にとって非常に役に立っているのである」、こう思えるだけで踏ん張れます。

 

・自発的エネルギーこそ企業発展の原動力
先述したように、すばらしい経営理念にもとづいた企業文化があれば、従業員は心から賛同し会社発展のために自発的に行動するようになります。そしてそのためには念密な組織づくりも重要になるのです。

 

稲盛氏の実体験いわく、創業から40年も経つと会社の組織は硬直化してくるといいます。自分よりも年上の幹部がいるという問題は二代目社長がみな直面する問題で、社長の新方針を社員にどう浸透させるかは中々の難問です。

 

そこで必要なのが、企業内広報的な役割の人材を配置すること。幹部に話し、幹部から社員に伝えてもらうことが重要です。社長があらゆる機会をもうけて訴え続けると、一翼を担ってくれる幹部が必ず現れます。読書くんが思うに、これを価値パターンとして持っておけば、いざというときに社内広報的に、仕組みとして代理のスピーカーを置けるようになるでしょう。非常に労力はかかりますが、大事な大事な施策です。

 

本当に触りだけの紹介にはなりましたが、百戦錬磨の経営者でも、風土作りをここまで重要視しているのは驚きではないでしょうか。経営やマネジメントに悩んでいる方にはぜひ手にとって見てほしい一冊。気まずい組織風土をぶっこわしましょうwではではー