【ビジネス全般】「レジリエンス」の鍛え方 久世浩司

こんばんわ、読書くんです。今回はレジリエンス=メンタルの鍛え方についての一冊。

 

世界のエリートがIQ・学歴よりも重視!  「レジリエンス」の鍛え方

世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方

 

 

【平常心、更には前向きな気持を持ち続ける工夫が大事】
著者はポジティブサイコロジースクール代表の久世氏。慶應義塾大学卒業後、世界最大の消費材企業P&Gに入社。化粧品事業のマーケティング責任者としてブランド経営と商品開発に国内と海外で携わる。国内初のポジティブ心理学の社会人向けスクールを設立、代表として就任。ポジティブ心理学をビジネスの現場で活かす人材の育成に関わる。専門はレジリエンス。

「レジリエンス」とは精神的な回復力のことです。逆境やトラブル、強いストレスに直面した時に、適応する精神力と心理的プロセスのことを指します。

 

それではレジリエンスが強いと何が良いのでしょうか。例えば、ビジネスエリートには「たくましいエリート」と「脆いエリート」の2種類存在します。心理的なたくましさがあるエリートは、継続的に成果をあげ、社内や社外での競争に生き残り、長いキャリアで成功を収める事ができます。その一方で、学歴や経歴からエリートに見えても、いざ難しい仕事を任せると精神的な脆さを見せ、重要な仕事も任される事もなく、キャリアのどこかで挫折してしまう人がいるのです。

 

著者はレジリエンスを養う7つの技術について説明しています。
①ネガティブ感情の悪循環から脱出する
失敗やミス、トラブルは不快な体験であり、その体験を再度味わいたくないと考えて、私達は行動を回避するようになる。しかし失敗を避けて働く事は無理なので、すべての失敗に自責の念を感じる必要もないと。
②役に立たない「思い込み」をてなずける
「思い込み」とは過去に体験により刷り込まれた信念・価値観です。ストレスやトラブルなどの体験から生まれる刺激がきっかけとなり、思い込みから感情や行動につながります。
③「やればできる!」という自信を科学的に身につける
充分な自信を持つ事「自己効力感」は欠かせない能力です。自己効力感を養うには4つの方法があります。実際に行い成功体験を持つこと/うまくいっている他人の行動を観察すること/他者からの説得的な暗示を受けること/高揚感を体験すること、です。読書くんが思うに、とりわけ自己効力感については幼少期からの教育が大事だなあと。
④自分の「強み」を活かす
失敗に負けて新しい挑戦を回避してチャレンジできないでいる人と、失敗にめげることなく自分が目指しているゴールに粛々と歩み続ける事ができる人との違いの1つに、本人が自分の強みを把握してそれを活かしているかがあります。
⑤こころの支えとなる「サポーター」をつくる
つらい時に自分を励まし、心の支えとなる人の存在であるサポーターがいるのと、いないのとでは長期にわたり大きな違いをもたらします。
⑥「感謝」のポジティブ感情を高める
人に助けてもらった時、良い状況に恵まれた時に生まれる感謝の感情は、幸福度が高まるだけでなく、ストレスを低減し抑うつや不安の徴候が下がる事から、逆境を体験したつらい時期の立ち直りの方法として有効です。
⑦痛い体験から意味を学ぶ
逆境体験には自分を成長させ、次の困難を乗り越えるための価値ある意味や知恵が隠されているそのためには、逆境物語を俯瞰して意味を探究する事が有効だと。

 

読書くんが思うに①が本当に大事ですね。悪い感情を引きずり続けないということ。反省からの分析・改善はすべきだけど、ただひたすら反省をして終わらないこと、これも重要。良いイメージをもって物事に取り組んだ時の成果は半端ないですからね。みなさんも本書を読んでレジリエンス鍛えてみて下さい!ではではー