【マネジメント】マネージャーの最も大切な仕事 95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力 スティーブン・クレイマー &テレサ・アマビール

こんばんわ、読書くんです。今回はこうありたいよなあ、と大雑把な読書くんが羨ましく思う一冊w

 

マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

 

 

【誤解を受けやすい進捗管理という罠】
豊かなインナーワークライフ(個人的職務経験)とは仕事そのものから得られるものであり、仕事に付随する特典から生じるものではありません。しかし、驚くべきことに、アンケートをとったマネージャーの95%が、最も重要なモチベーションの源泉について根本的に誤解していました。

 

各企業の内部をつぶさに追跡した調査が解き明かしていたのは、進捗をサポートすることが日々社員のモチベーションを高める最善の方法であるということでした。しかしマネジャーたちは「進捗をサポートすること」をモチベーションを高める要素として最下位にランクづけしていたのです。

従来の常識は優れたマネジメントにおける根本的な要素である進捗に向けたマネジメントを見落としている、と著者言います。研究によれば、マネジャーが進捗に着目したときに決定的なマネジメントの影響が現れるのです。

 

インナーワークライフは「創造性」、「生産性」、「コミットメント」、そして「同僚性(collegiality)」というパフォーマンスの4要素に影響を与えます。本書ではこれをインナーワークライフ効果と呼んでいます。インナーワークライフが会社にとって大きな意味を持つのは、会社の戦略がどれほど素晴らしいものであっても、その戦略の実行は組織内の社員の優れたパフォーマンスに依存するものであるからなのです。

 

3つのタイプの出来事が、インナーワークライフをサポートし得る要素として次の順序で際立っていたといいます。
①やりがいのある仕事における進捗
②触媒ファクター(仕事を直接支援する出来事)
③栄養ファクター(その仕事を行う人の心を奮い立たせる対人関係上の出来事)だ。

①はもっとも重要で、読書くん的には2つのポイントがあると思っています。ひとつはその部下にとって「やりがいのある仕事」が何かを正しく把握していること。その上で、その進捗が良くとも悪くとも、寄り添ったアドバイスやねぎらいの言葉をかけること、です。

 

誰しもがやり甲斐を求めている時代です。われわれマネージャーはそこに寄り添っていくために、本書の情報はインプット必須な内容だなあと実感しました。みなさまも是非一読を。ではではー