【思考法】ゼロ秒思考 赤羽雄二

こんばんわ、読書くんです。今回はキレキレのコンサルの方が送る一冊。

 

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

 

【情報がなければアイデアは浮かんでこない】
著者はおそらく別本の紹介でも出てきたことのある、元マッキンゼーの赤羽氏。
エリート中のエリートであり知識層の赤羽氏が語る思考法についての一冊。

沈思黙考という言葉があるが、ひたすら考えを巡らせ、ああでもないこうでもないと考えるだけで思考が進むことはあまりなく、多くの場合時間の浪費になる、と著者はいます。また昨今よくあるのは、すっきりしないままネットで関連記事を検索し、あまりよいアイデアが見つからず、不安に思いながらあっという間に1,2時間が過ぎていくという負のサイクル。読書くんは一週間に一回はこれやってるかもw

 

お勧めなのは考えをすべて書き留めることだと。考えのステップ、頭に浮かんだことを書き留めると、堂々巡りがほぼなくなるといいます。加えて書き留める際に言葉を選ぼうとしすぎると思考が止まってしまうので、それよりは浮かんだ言葉をあまり深く考えず、次々に書き留めていくほうがずっといいと。

経営者の中でメモ魔と呼ばれている人たちはこの方法を良く取っている気がしますね。故日本マクドナルド会長の藤田田氏は自著内でも自分がメモ魔であることを明かしていました。

 

また、考える時間の長さとアウトプットの量・成果はほとんど比例しないと著者はいいます。優れた経営者、優れたリーダーが即断即決できるのは普段からその問題について考え続けているからであり、臨戦状態にいつもいるので何が起きても驚かないと。

 

本書のタイトルのゼロ秒思考といっても、情報が不足していれば最小限の調査・情報収集が必要。適切な判断をするために必要な情報を自分が持っているかどうか。確かにすごい人ほど情報収集についての貪欲さが半端ない気がする・・・あと知らないことを知らないと言える力ね。

情報が足りない場合、どこからどうやって鍵となる情報を取ったらよいか。著者はゼロ秒思考はメモ書きで身につけるのである、と言っています。

 

具体的にはA4用紙を横置きにし、1件1ページで1ページに4~6行、各行20~30字、1ページを1分以内、毎日10ページ書く。似たようなタイトルで何度も書く。何度も書き頭が整理された状況になると、そのタイトルに関してはメモも書こうと思わなくなる書く順番は気にしない。思いついたことはとにかくなんでも書く。思いついたその場で書く。寝る前にまとめて10ページではなく、原則、思いついたその瞬間。

パソコンだとダメなの?という疑問には、パソコンだと文字しか書けない、と著者は言っています。つまり図やグラフで表現したいこともありますよね。パソコンだとそういった想像などを排除してしまう可能性があると、これはふむふむ。

 

ゼロ秒思考というと相当突飛なアイデアが飛んでくるかと思いましたが、それに至るまでのプロセスを非常に丁寧に教えてくれる一冊。仕事の効率・深さに悩んでいる人はぜひ手にとってみてください。ではではー