【思想】幸せになる勇気 古賀 史健・岸見 一郎

こんばんわ、読書くんです。今回は嫌われる勇気に続いて出版されたこの一冊。

 

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 

 

【あなたが幸せと感じる時はどんなときですか?】
本書はアドラー心理学を用いて人はどう幸せになれるかを説いています。

 

まず特徴的なのは、アドラー心理学では、承認欲求を否定することです。承認欲求にとらわれた人間は、他者から認めてもらう事を願うあまり、いつの間にか他者の要望に沿った人生を生きる事になると。

 

そして次が、課題の分離。
人生のあらゆる物事について「これは誰の課題なのか?」という観点から「自分の課題」と「他者の課題」を切り分けて考える必要があると。他者の期待を満たすために生きているのではなく、他者もまた、あなたの期待を満たすために生きているのではないと。

 

もうこの2つでかなり本質ついてるんですけどね、本書w「承認」「分離」はかなり似ています。それは物事を「自分」に置くこと。これは悪い意味ではなくて、他人有りきの自分ではなく、自分のための自分の人生を歩むことが大事なんだよなあと改めて思わされました・・・(逆にバカボンドの武蔵レベルになると、ひたすら自分の路を極めることだけに没頭して沢庵師匠に怒られるんですけどね笑)

他者の視線に怯えず、他者からの評価を気にせず、他者からの承認も求めない。これができたら人生がどれだけ楽になるか。。。

 

また、幸福とは貢献感である、とアドラーはいいます。
「私は誰かの役に立っている」と思えた時にだけ、自らの価値を実感する事ができる。自らの価値を実感し、「ここにいてもいいんだ」という所属感を得る事ができる。「私は誰かの役に立っている」という主観的な感覚があれば、貢献感があればそれでいいんだと。

上記から思うことは、とりわけ日本においては「定年」という概念はなくすべきだと思うんです。なぜなら「貢献」を最も味わえるのが仕事だから。仕事をしたくないという人もいますが、実際に仕事をしていないと「なぜ自分は生きているのか」という虚無感に襲われることが多々来るでしょう。とはいえ、定期的に人が貢献を味わえる仕組みを国として新しく作るのは本当に難しい。だから働き方は色々だと思いますが、それでもずっと働いていられる制度を国として作ったほうが、結果みんな幸せなんじゃないかなと。

 

最後は読書くんの思考・仮説で締めくくって恐縮ですが(笑)、この他にも生きていく上で本質をつく内容が満載です。ぜひ手にとってみてくださいね。ではではー