【ビジネス全般】グアルディオラのサッカー哲学 フアン・カルロス・クベイロ

こんばんわ、読書くんです。今回はスポーツから学ぶ一冊。

 

グアルディオラのサッカー哲学

グアルディオラのサッカー哲学

  • 作者: フアン・カルロス・クベイロ,レオノール・ガジャルド,今井健策
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/01/20
  • メディア: 単行本
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【ゴールを共有し、当たり前のことを当たり前にやること】
グアルディオラ氏はマンチェスター・シティFCの監督。経歴としてはスペイン、カタルーニャ生まれ。12歳でバルセロナのカンテラに入団。若手選手育成寮マシアに入り、頭角を現す。守備的MFとして活躍、選手時代の大半をバルセロナで過ごす。ヨハン・クライフのドリームチームの中軸のひとり。2006年引退、2007年バルセロナBの監督に。2008年からトップチーム監督という経歴の持ち主。

 

グアルディオラの特徴的なところは、ヨハン・クライフのように生まれながらのカリスマ性があるリーダーではない、ということ。監督の仕事として重要なのは、選手に監督の意図を理解させること、選手のモチベーションを高めてフィールドに送り出すことです。

前監督はフランク・ライカールト。実績があったが、最後の2年間はタイトルがとれなかった所でのバトンタッチしました。監督就任前にはフロントに練習フローの変更やスタイルに関しての要求を行っていたと。

 

就任会見では、自身が取り組む事を明確に伝えており、ロナウジーニョ、デコ、エトーが構想外でチームを変えるという事も明言していました。その後1年半、前人未到の6冠を達成!

グアルディオラが体現したことは、目標やそこにたどり着くまでの道筋を明確化し、最後に結果を出すことが必要ということ。朝も夜も関係なく、常にチームと対戦相手の分析をして、納得いくまで考え通すのが彼のこだわりでした。対戦相手の直近の録画映像を少なくとも4試合分は見る、つまりリーガだけで1シーズン約40試合。。。単純に160試合分見る必要があります。

 

これは結局全ての勝負事に共通することだなあと思ったのは、「敵を知る」ということの重要性ですね。ビジネスでも競合分析は必ずやるべきことです。敵を知り、己を知れば100戦して危うからずってやつです。

バルサのミッションは、サッカーでファンにスペクタルなショーを提供すること、そこから派生する様々な要素を作り出し商品化することでした。

まず勝つことが、プロの大原則。加えてファンを喜ばせること、プロセスを大事にすることをチーム全員が把握しているという強さ。いいチームの秘訣は、規律があり、全員が何をしなければならないかをしっかり理解していることだといいます。

 

本書から学べることは、監督、つまり企業で言う社長はあくまで役割であり、彼らのミッションはその組織のパフォーマンスを最大化させること。そこにものすごい奇抜なことはなく、全員が自分の力を出し切れるための仕組みを作ることなんだろうなあと。

組織に関わる全ての人は一読してみてください。ではではー